雨と雪

いずれ雨も雪もやむでしょう。雨と雪、ふたりの男の話・・・

供養@雪

暑い日だった


その日は食事と絡ませての
関東の三大〇〇といわれる
有名なお寺へお参りという(観光)コースだった


食事を終え
お寺へ向かい本堂での参拝を済ませた


境内を歩いていると
他にもお堂があり
「水子供養」となっていた


その前では受付の人が立っていて
「ご先祖様のご供養もできますよ」と声を掛けてきた


雪は
「じゃあひとつ」とご供養一式を購入した
受付はご祈祷の用紙に名前を書くように言った


雪が名前を書き終えると「奥様も・・」と促されたが
雪が「いいんです」と答えた
私は黙っていた


雪は先代から引き継いだ諸々のおかげで今があるわけだ。


私は手を合わせつつ事の様子を見ていた


お線香の束にはなかなか火がつかなくて煙が立たなかった


有名なわりに小さな(敷地)お寺・・・


境内の油蝉が黙り込むような暑い日


そういえば、、、


私はふと思い出した