雨と雪

いずれ雨も雪もやむでしょう。雨と雪、ふたりの男の話・・・

美しい人

私はある武道を習っていて
今の私の立ち位置は
若手で新人の序の口の序にもなれていない


アラフィフの私が若手扱いされている
周囲は私よりも年配の人たちばかりで
この武道を極めるのに年齢は関係ない


中でも師範レベルの人はそれはそれは美しい
男性ももちろんいるのだけど
今話しているのは女性のこと


私よりもひとまわり上ではきかない年齢


肌がきれいとか髪に艶があるとか
ネイルが行き届いてるとか化粧が上手とか
・・・
そうゆうことではなく


知性や教養、内面から溢れる美しさ
笑顔が素敵とか所作が洗練されているとか



それも一切関係ない



その場にただ立っているだけで
放たれる美しさ



決してぶれることのない軸がある



それでいて頑強さは一切必要なく
むしろ力が入っていてはいけない
受けた剛を逃す柔らかさ


ひとたび、演武が始まると会場が
水を打ったように静まりかえる
息をすることさえも忘れるような美しさ




私たちくらいの年齢で一般に「きれい」と言われるのは
(見た目が)若々しいとか・セクシーとか
中年太りしてなくて
それなりの体型を維持してるとか
知性や教養や所作や言葉遣いやそういったことだろう



それとは
全く次元の違うものが目の前にあって



彼女たちの己を律した顔つきと
立ち姿を見ていると


恋愛だセックスだ女性ホルモンだ
が放つ美しさなんて


完全に超越している。。。